雑貨>値付けの仕方のコツ

１つのショップに集まる客層は同じ世代の人、同じ趣味の人、同じ
所得水準の人という共通点があります。日常的に１万円の商品
を買う人と１０万円の商品を買う人とでは、行く店や好みが違う
ものです。商品も価格も私に合うお店と感じてもらうには３０００
を中心に５００円以上３万円までといったようにボリュームゾーン
を設定し、ある程度の統一感を持たせたいものです。

値付けには、このクオリティでこの価格は妥当という値ごろ感が大切
です。高価すぎても安すぎてもお客様の不安をあおってしまいます。
その価格をＰＯＰや接客で説明しましょう。

値ごろ感のある値付け、といっても個々人で感覚は異なるので
実際は難しいものです。自分がターゲットとする客層のお客様の
視点に立ち、自分ならいくらで買うかと常に自問自答する必要が
あります。

それと、季節のものなので利益は薄くても最初から安く設定して
売り切るか、定番品なので粘り強く値引きしないで売るか、この
あたりの見きわめが腕の見せ所です。