雑貨>商品の打ち出しかたのコツ

・コレクター型
コレクター・収集家は数多く、分野も多岐にわたっています。フィギア
やカードといった比較的安価なものから時計や絵画などの芸術品まで
コレクターに共通するのは、商品についてよく勉強し、知っていることです。
こだわりのお客様を相手にするのですから、ショップオーナーはそれを
上回る深い知識や豊富な情報を身につけるのが鉄則です。

・手作り型
人の手のぬくもりが感じられるアイテムでお店を構成することは、自分
を表現する場としての雑貨店という考え方にもっともよくマッチします。
オーナー自身がクリエーターとして、商品企画から製作まですべて手
がけるやり方もありますし、コンセプトやデザインをお店がつくり、製作
は契約している職人さんに発注する方法もあります。

・提案型
強いコンセプトをもつことが成功のカギです。コンセプトを設定したら
それに沿ってアイテムをチョイスしていくことになります。ここで注意したい
のが、雑貨店に置いてあるアイテムは、特になくても暮らしていけるモノ
が基本的な性格であることです。
専門店やデパートではなく、わざわざ雑貨店にくるお客様が何を求め
ているのかわかるはずです。同じ再生紙を使ったメモ帳でも、ただ紙を
閉じたものよりひと手間かけてしゃれたデザインを施したものが、雑貨
店には期待されているのです。